ハワイ・ホノルルマラソン完走記
栗林 正樹(S47・化学科卒)
2012年12月9日午前5時、漆黒のホノルルの空に打ち上げられた花火を合図に、30000人
のランナーと一緒に、42.195Km先のゴールを目指してスタートを切りました。 コースは、前半10Kmまでは、ワイキキやダウンタウンなどの海岸平坦コースでしたが、 10Km以後から40Kmまでの30Km区間は、2回のダイヤモンドヘッド越えを含むアップ ダウンコースで、そして、ゴールまでの2Kmが平坦コースとなっていて、全体としては、 かなりタフなコース設定となっていました。 ランニングは、スタートから20Km付近までの区間で、真っ暗な闇の中でのランニングが 暫く続いていて、その後の徐々に空が白み始める薄明かりの中でのランニングへと変化し、 そして、25Km付近から真っ赤な太陽が水平線から顔を出し始めて、早朝の太陽光に染 まったハワイの赤い海色から次第にコバルトブルーとエメラルドグリーン色の海色へと 変化する中でのランニングとなっていて、風景と色が様々に変化する風光明媚な景色の 中でのランニングとなっていました。 当日のレースは、無謀にも3時間30分を目指しましたが、前半25Km付近までは、調子 よくスピードに乗ったランニングが出来ていましたが、30Kmを過ぎたころから前半の ハイペースが祟ってしまい、いくら手を強く振っても、足が前に出ず、急にペースダウン してしまい、この結果、不本意の4時間20分でやっとの思いでゴールしました。 ゴールした後は、記念の完走Tシャツを貰い、完走Tシャツを着てホノルルの街の中を 歩くと、何時も何処に行っても、周りから「Congratulation」と、声が掛けられて、 ちょっとした英雄気分を味わいました。 |